鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

| ENGLISH | CHINESE | KOREA |
海の博物館は、
常設展 展示概要
展示A棟
展示B棟・収蔵庫 船の棟
常設展メインイメージ
海と親しく付き合ってきた歴史・未来を圧巻のスケールで美しい建築と共に展示しております。
フロアマップpdf
展示A棟
海民の伝統 〜日本列島人は海の民〜
3万キロの海岸線を有する本土と6千余の島々からなる、太平洋の離島である日本列島。そこに長い歴史と伝統を重ねながら住む人々は、海に生きる海民である。

漁師さん、海女さん、海に生きるすべての人は海民です。

鳥羽白浜遺跡からはアワビオコシやアワビやサザエの殻、釣り針など出土している。

志摩・鳥羽を拠点に活躍した日本最初の水軍大将 九鬼嘉隆。

鳥羽市神島の漁師のアイディアから潜水艇:白鯨号が完成した。

海民の信仰と祭り 〜神様もご先祖様も海の彼方〜
大漁と海上安全を願う海の祭りは三重の1000キロの海岸線生き生きとした姿で見られる。海に生きる人々は、自然なる海のあらゆる事象に、八百万の神様が宿っていると信じて、畏敬の念をもって神々を祀っている。

海女の竜神信仰

正月に海で舞う三番叟

えべっさんがいっぱい

竜船競争の竜頭(中国貴州省)

漁村の弓引き神事

海の汚染 〜SOS海みんなで守ろう〜
950年以降、高度経済成長の下で、モノの豊かな暮らしを得たが、「公害」を引き起こし、陸上でも海でも、多くの人間と無数の生きものの命が奪われた。

公害

赤潮

漂着ゴミ

水俣病

鳥羽で神様の食文化にふれる
伊勢神宮には、鳥羽・志摩の海産物がたくさんお供え物として奉納されています。神様は海産物が大好物なのです。

国崎(くざき)の海から神宮へ

御饌つ国(みけつくに)の神様はさすが食通

熨斗あわび

御潜(みかづき)神事

海の博物館から車で10分ほどの鳥羽市国崎町(パールロード沿い)には倭姫命(やまとひめのみこと)と海女の“おべん”の出会いから始まったといわれるノシアワビ作りとそれを伊勢神宮へ献上する行事「調進」が今に伝わっています。毎年旧暦の6月1日には御潜神事といわれる鳥羽志摩の七地区(神島・答志・菅島・石鏡・国崎・相差・安乗)海女たちがその年最初のアワビを採取し、国崎の大老たちの手によってノシアワビに加工されて神宮に献上する行事です。(明治4年から一時廃止に、平成15年より132年ぶりに復活)また倭姫命は魚や貝や海藻など豊かにあつまる御饌つ国(みけつくに)といわれる伊勢志摩を神様のご馳走どころと定めました(日本書紀より)。神饌には多くの海産物(イセエビ・カツオ・ノリ・スズキ・サザエ・ボラ・ミルなど)が使われていて神様の食通ぶりが分かります。これらの展示により2000年にも及ぶ伊勢神宮と伊勢志摩の関係を深くご理解いただければ幸いです。伊勢神宮の20年に一度の遷宮の機会に伊勢志摩を旅する方々に、少しでも神宮と海の関係の深さを知っていいただき、神さまと同じ海の幸を味わっていただきたいと思います。
展示B棟・収蔵庫 船の棟
伊勢湾の漁 〜そこは豊かな漁場だった〜
伊勢湾は豊かな漁場だった。2130平方キロメートルの広さを有する日本最大の伊勢湾には、基礎三川の豊かな水が森林から栄養分を運び込み、藻場を育て、魚介類を育てた。だから往古から、多くの漁師が暮らしを立ててきたのだが。今は衰亡の危機にある。

地曳き網ジオラマ

ウナギ 石倉漁

ノリ養殖の道具

伊勢湾では多くの魚介藻類がとれます

志摩半島・熊野灘の漁 〜魚と漁師の知恵くらべ〜
黒潮暖流の洗うこの海岸線は、季節によって異なる多種の魚群の群来を一網打尽にする。ボラ、ブリ網漁やカツオ漁で賑わった。一方、磯場でもイセエビ漁やアワビを目的として海女漁が盛んだった。

昭和12年 錦 鰤大敷網 55000尾鰤大漁

八丁櫓 カツオ一本釣り漁。秋口、一本釣りで獲った「戻りカツオ」の味は絶品です。

疑似餌いろいろ

イセエビは伊勢の名がついていますが、ほんとうは志摩のエビです。その漁法はいまも刺し網という単純な方法です。

クジラ漁

志摩の海女 〜もぐりつづけて1万年
志摩半島には、約660人(2017年海の博物館調査)の海女が今も健在である。アワビ・サザエ・ナマコ・海藻をとる、女性の素潜り漁は、済州島を中心とした韓国と日本しかない。「海女文化」をユネスコ世界文化遺産に登録する運動が始まっている。
  • 鳥羽志摩の海女の操業人数
    【海女】2017年調査 … tobashima(海女).pdf 【海士】2017年調査 … tobashima(海士).pdf
  • 全国海女操業人数2010年調査 … zenkoku-ama.pdf

    この人数を使用する場合は必ず「海の博物館調査」との文言を入れてください。

志摩の海女 素潜り漁の様子
As they work in the sea, ama treasure the natural environment of the ocean; they have maintained a sustainable harvest of these resources for more than 3000 years.

志摩の海女 展示風景
Ama work consists of diving into the sea to catch ocean treasure,such as abalone, other snailes and seaweed.Their fishing methods evolved over time from a struggle with neture,to a refined method of coexistence imbued with knowledge.

磯メガネ(ISOMEGANE =Goggles)
古くは、海女は「ス目」とよばれるように、めがねなしで潜っていました。初めてめがねが使われたのは、明治の中頃です。
In olden times ama used goggles with two lenses,but now they all use a single-lens mask.

アワビオコシ(AWABIOKOSHI=Abalone Chisel) 
アワビをとる道具。大きさ場所によってオオノミ・コノミを使い分けたり、伊勢エビやウニにも兼用できるカギノミを使ったりします。
Tool pry abalone from rocks and boulders.Large chisels and small chisels are used,depending on location and size of the abalone.

クリイシ、クリイカラ(KURIISHI,KURIIKARA=Weights) 1秒でも早く海底につくためにオモリが使われました。
The average ama dive lasts for 50 seconds.It is a time of struggle. Weights are used to reach the sea floor 'a second earlier'.

魔よけの印セーマン・ドーマン(Seiman and Doman)
トモカツギという魔物から身を守るために、磯てぬぐいやノミ、磯着に魔よけの印をつけています
Common talismans on ama towels and wraps are the star symbol(Seiman) and a latticed pattern symbol(Doman) made from purple shell dye or embroidered with black thread.These protect ama from danger and strange phenomena.

海女の漁獲物(アワビ、サザエ、ナマコ、海藻類など)
Ama's Catch(abalone,turban snails,sea cucumber,seaweeds,etc.)

昭和50年代の海女

海の博物館発行
  • 『目で見る 鳥羽志摩の海女』
木造船と航海 〜消えていく木造船の技術〜
50年前、日本の漁船はすべて木造船だった。日本列島に2万人以上いた船大工さんが、スギの木を船体に、ヒノキ、マツ、カシ、ケヤキなどで補って漁師さんが使いやすい、丈夫で早く走る船を造っていましたが、いまは、FRP、エンジン、電子機器をそなえた船に変わって船大工はわずかしかいなくなった。

収蔵庫 船の棟約80隻近い船が納められている

丸木船

櫓や櫂

船大工道具 マイラ

マキハダ

台湾タタラ