＊ムダレシピとは、ムダと思われているものをデザイナー視点で料理するレシピ帳です。

伊勢志摩の海と山には、「ムダ」と呼ばれるモノが溢れています。 空き家に眠っていた古材、使い古された漁具、食の副産物。 一見、役目を終え、行き場をなくしたそれらは、私たちにとって、宝の山です。 私たちは「ムダ」たちを、 「ゴミ」や「廃棄物」としてではなく、 デザイナーの視点で料理（再解釈・再編集）する“ムダレシピ”の材料として見つめ直しました。

削ぎ、割り、重ね、混ぜる──

本展示は、 「ムダなモノは捨てる」という当たり前を問い直す、ムダレシピ帳です。 「ムダ」を料理することは、ムダをムダでなくすること。 物質の声に耳を傾け、その“予感”を感じ取ってください。

■主催　gento design 、鳥羽市立海の博物館