特別展示室

企画展『魚がへ~んしん、かまぼこ参上!』

特別展示室

2025.7.19(土)~ 10.26(日)

企画展『魚がへ~んしん、かまぼこ参上!』

やわらかく、加熱済みで成形されているかまぼこ・練り製品(ちくわ・はんぺん・さつま揚げ、つみれなど多様な形態があるが以下では「かまぼこ」と総称する)は、魚類を主材料とした立派な魚食と言えます。近年、骨が多い、調理に手間がかかるなどの理由から魚食離れが進んでいるなかで、気軽に調理ができ、かつ栄養価に優れたかまぼこは、現代的なニーズに適合し、今後の魚食普及・復活の上でも重要なキーポイントになると考えられます。

記録上は平安時代までさかのぼる伝統的な魚食としてのかまぼこの歴史、加工方法、伊勢志摩のかまぼこ産業の今昔等を解説するとともに、まちづくり、無駄のない資源利用の観点から注目される、低利用魚を使ったかまぼこなどについても紹介し、かまぼこを通じた魚食の魅力、歴史を知り、未来の食を考えるきっかけとすべく本展を企画しました。

展示構成

①かまぼこの歴史と作り方

②伊勢志摩のかまぼこ産業

③かまぼこはめでたいアートだ!

④かまぼこのSDG‘sとこれから~かまぼこが魚食を救う?~